症状を評価するスケール

患者さんサポート

症状を評価するスケール

MG患者さんの症状を簡便に評価できるスケールとして、
「重症筋無力症患者日常活動(MG-ADL)スケール」や「重症筋無力症 生活クオリティー質問表(MG-QOL15r-J)」などがあります。

これらのスケールによる症状の評価は、「ONWARDにつながるアプリ」や「つながるノート」で記録することができます。定期的に記録し、主治医の先生や看護師さん、薬剤師さんと共有しましょう。

  • 重症筋無力症患者日常活動(MG-ADL)スケール

    • MGの重症度を評価するための質問表です。
    • 8項目の質問について、それぞれ0~3点(合計0~24点)で評価し、点数の合計が高いほど、日常生活へのMGによる症状の影響が大きく、重症と判断されます。また、MG-ADLスケールの合計2点以上の改善は、臨床的に意義のある改善とみなされます 1)
  • 重症筋無力症 生活クオリティー質問表(MG-QOL15r-J)

    • MG患者さんのQOLを評価するための質問表です。
    • 15項目の質問について、それぞれ「まったくそうは思わない(0)」、「少しそう思う(1)」、「強くそう思う(2)」の3段階(合計0~30点)で評価し、点数の合計が高いほど、QOLが低いと判断されます 2)
  • 重症筋無力症 症状別有効性評価シート (MG症状PRO)

    • MGの重症度を決めるうえで重要な側面を、5つの分類(スケール)で評価します。気になるスケールにしぼった評価も可能です。

文献

  • 1)Muppidi S, et al. Muscle Nerve. 2011; 44: 727-731.
  • 2)Burns TM, et al. Muscle Nerve. 2016; 54: 1015-1022.

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